~日東工作所の原点 治具について② 手作業の限界~
049【当社の技術力】2026/05/24
(株)日東工作所(大阪)は、「治具の知見 × 精密機械加工」でモノづくりを支える総合ものづくり企業です。 当社は、小ロット・中ロットの機械加工を得意とし、治具・専用機の設計・製作まで一貫して請け負っています。試作・単品加工から量産立ち上げまで、用途・納期・精度条件に合わせて最適な方法をご提案します。 機械加工でお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。 また日東工作所は、バンケル型ロータリーエンジン(RE)のメーカーでもあります。当社のバンケル型REは、フェリックス・バンケル博士の基本構造を忠実に再現しました。
【治具が必要とされる理由|手作業の限界と品質のばらつき】
前回は、「治具とは何か」という基本的な定義についてご紹介しました。 今回は、治具が必要とされる背景にある 「手作業の限界」 について、身近な例を使ってご説明します。
☆「鉛筆を削る仕事」を請け負った場合


日東工作所では、セミナーや講演会などで、身近な例を用いながら治具の考え方を説明しています。たとえば、「鉛筆を削る仕事」 をある会社から請け負ったとします。 最初は、小刀、ナイフなどを使い、作業者が一本ずつ手作業で鉛筆を削ることにな るでしょう。
しかし、手作業ではすぐに次のような問題が発生します。
・削る角度が、作業者によって異なる
・芯の長さに、ばらつきが出る
・仕上がりの形状が、一定にならない
・作業時間にも差が生まれる
など、手作業では 品質や仕上がりが「人の技量」に左右されやすい という問題があります。これは、モノづくりにおける大きな課題です。特に、同じ形状・同じ品質のものを複数つくる場合、作業者ごとに仕上がりが変わってしまうと、品質の均一化が難しくなります。 また、作業時間にもばらつきが生じるため、生産効率や納期にも影響します。 手作業の限界を解決するには品質を安定させ、作業効率を高めるためには、「人の技量に頼らない仕組み」 が必要です。誰が作業しても、同じ位置で、同じ角度で、同じように加工できる仕組み。これを実現するために考えられたものが、【治具】です。 【治具】を使うことで、作業者の経験や勘だけに頼らず、品質のばらつきを抑え、安定したものづくりが可能になります。
③に続きます。
機械加工や治具・専用機のことでお困りごとがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
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